Amazonプライムでたまたま見つけて、タイトルに惹かれて観てみた『侍タイムスリッパー』。
いや、マジでこれ…想像以上に良かった!!
最初は「コメディ系の時代劇かな?」くらいのノリで観たけど、しっかり胸アツ。役者が良すぎて感情移入しまくり、クライマックスの殺陣(たて)では手が止まったわ。

🎬 ざっくりあらすじ
幕末の京都。会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)が任務中に雷ドーン!気づいたら現代の映画撮影所にタイムスリップしてた…というお話。
最初は状況が飲み込めず困惑するけど、やがて“斬られ役”として生きていく道を選び、現代人と関わりながら成長していく。
バカバカしさと人情が絶妙なバランスで交差する、じんわり泣けるタイプの作品です。
😊 観た感想:笑って泣けて、ラストの殺陣で完全にやられた
正直、もっとゆるゆるなコメディだと思ってた。でも違った。笑えるとこはあるんだけど、なんかちゃんと“芯”がある。
山口馬木也さんがとにかく最高。侍としての威厳があって、でもちょっとズレてる感じも可愛げあって、気づけば応援したくなってた。
特にラストの殺陣がガチ。しっかり練られてて、緊張感も迫力も申し分なし。映像も音も演出も「おお…」ってなった。
あと、適度なコメディ。押しすぎない感じが良かった。シュールな笑いと人間味のあるやりとりが程よくて、観やすい。
👥 キャストが全員しっかりしてて熱い
🥷 山口馬木也(高坂新左衛門)
主演の山口さんがほんとに渋くてかっこいい。声と立ち姿だけで“侍感”バチバチに出てる。剣を構えたときの静かな殺気とか、目の動きだけで語る芝居がたまらない。
🎬 冨家ノリマサ(風見恭一郎)
新左衛門と出会って成長していく現代人ポジション。最初はテンパってるけど、だんだん心を開いてく流れがナチュラルで良かった。現代パートのテンポ感を担ってくれてた印象。
🌸 沙倉ゆうの(山本優子)
柔らかい雰囲気で作品の中に“人間らしさ”を与えてくれてるキャラ。めちゃくちゃ泣かせにくるわけじゃないのに、あの距離感でジワッとくる感じが上手い。
⚔ 脇役陣も安定の演技
峰蘭太郎さん、紅萬子さん、松尾諭さんなど、時代劇界隈のベテランが脇をガッチリ固めてくれてます。セリフひとつ、所作ひとつが自然すぎて「この人たちほんまにそっちの時代の人ちゃうん?」ってなる。
🎥 撮影裏話もアツい
この映画、もともとはインディーズ発のクラファン作品。監督の安田淳一さんが脚本・撮影・編集まで全部やってるDIYスタイル。
🧱 制作秘話まとめ:
- 最初は池袋のシネマ・ロサだけで上映予定
- 口コミと熱量で全国100館超えの公開に拡大
- Amazonプライムでの配信にまで展開
そして殺陣は清家一斗さんが担当。主演の山口さんも「動きより“心”を見せる」って意識して、何度も練習を重ねたらしい。そりゃあのクオリティになりますわ。
📝 まとめ:これはもっと話題になっていい映画!
✅ 侍映画だけど、現代人でもめっちゃ入りやすい ✅ 山口馬木也がハマり役すぎてエモい ✅ コメディと人情とアクションのバランス完璧 ✅ ちょっと観てみよ〜が、観終わる頃にはファンになってるやつ
『侍タイムスリッパー』、アマプラで配信中。これは観る価値あり。観た人、語ろう。
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