どんなゲームか?操作性と雰囲気まとめ
『7 Days to End with You』は、
一言で言うと**「言葉を失った世界で、誰かと心を通わせるゲーム」**や。
プレイヤー(主人公)は、
目覚めたときに言葉も記憶も失ってて、
目の前には、何かを必死に伝えようとしてくる女の子がいる。
基本の操作はめちゃくちゃシンプル。
- 会話を選ぶ(意味がわからない言葉の羅列から選択肢を選ぶ)
- 移動して場面を進める
- 手元の「自作辞書」に単語の意味を推測して書き込んでいく
——これだけ。
戦闘もアクションもない。
ただ、「言葉を読み解く」ことだけに集中するゲームや。
最初、正直言うで。
ドット絵のクオリティもそんな高ないし、
「今どきのゲームにしてはショボない?」って思った。
もっと作り込んだらええのにって、マジで思った。
でもな。
やり始めたら一瞬でそんなのどうでもよくなった。
シンプルやからこそ、
彼女の感情や空気感が直で伝わってくる。
この世界にグッと引き込まれる感覚、マジでヤバい。
なんでここにおるん?なんで言葉わからん?なんで7日間だけ?
プレイ中ずっと頭に引っかかる。
- 「なんでオレ、こんなとこにおるん?」
- 「なんで言葉がわからへん女の子とおるん?」
- 「なんで7日間しかないん?」
全部、最初はわからん。
ゲームは何も教えてくれへんし、
誰も答えを与えてくれへん。
ただ、彼女の仕草や表情、
選択肢の意味不明な言葉たちから、
少しずつ、自分で考えて、推測して、答えを探していく。
「この単語、もしかして『ありがとう』なんちゃうか?」
「この行動、もしかして……?」
そうやって、ひとつずつ「わかる」瞬間が積み重なっていく。
この感覚、ほんまクセになる。
2周目以降、見えてくる世界が変わる。
1周目では、正直わからんことだらけや。
「これでよかったんか……?」ってモヤモヤするかもしれん。
でもな、
2周目、3周目って進めるたびに、
最初に意味不明やった言葉たちが
少しずつ意味を持ち始める。
「あのとき、こう言ってたんか……」
「ほんまは、こんな気持ちやったんか……」
言葉と気持ちが繋がった瞬間、
世界の色が一気に変わる。
もうな、泣くとかじゃなくて、
ただただ心がギュウってなる。
自由度がエグい。でも、それが最高やった。
このゲーム、
誰かが「これが正解です!」って押しつけてくることが一切ない。
どの単語をどう訳すかも、
どう感じるかも、
どんな結末に辿り着くかも、
ぜんぶ自分次第。
人によって解釈が違う。
見える景色も、受け取る感情も違う。
「このゲーム、答えないやん」って思うかもしれん。
でも、それが最高なんや。
答えを探す旅こそが、このゲームの真骨頂やと思う。
考察好きのオレにはたまらんゲームやった。
オレは普段から考察とか、謎解きとかめっちゃ好きなんやけど、
このゲームはほんまにぶっ刺さった。
- なんでここにいるのか?
- なぜ言葉がわからないのか?
- 7日間しかない理由は?
全部、自分で解釈していかなあかん。
しかも、周回して言葉の意味がどんどんわかるたびに、
最初は見えへんかった「真実」が浮かび上がってくる。
これがほんまにたまらん。
「ああ、そういうことやったんか……!」って鳥肌立った瞬間、
「ああ、オレこのゲーム一生忘れへんわ」って思った。
絶対に、まずは自分でやってほしい。
だからオレは、ここで声を大にして言う。
「ネタバレ見る前に、自分でプレイしてこい!」
このゲームは、
誰かに答え教えてもらうもんちゃう。
自分で考えて、自分の感情で世界を感じるもんや。
このあと、オレはネタバレありの考察記事も書く予定やけど、
そっちはこの7日間を自分で生き抜いたあとに読んでくれ。
ほんま、
あの7日間は、プレイヤーひとりひとりにしか作れん奇跡や。
【まとめ】
- ドット絵は最初ショボいと思うかもしれんけど、気にせんでええ
- 操作は超シンプル、でも感情の体験はめっちゃ深い
- なんで?なんで?を繰り返して、自分の答えにたどり着く快感
- 自由度高すぎて、プレイヤーごとに違う物語が生まれる
- 考察好きは確実に沼る
- まずはネタバレ禁止、自分だけの7日間を生きろ
オレは『7 Days to End with You』に出会えてほんまによかった。
もしこの記事を読んで、
「ちょっとでも気になる」って思ったなら、
それはもう、
運命や。
——ほな、また7日後に、会おな。
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