ノノとの再会、そして過去の痛み
“20年ぶりに目覚めた男”赤山誠司(桐谷健太)が、かつての教え子たちを救うべく走り出した――第2話では、かつての希望に満ちた少年・野々村光(ノノ)との再会が描かれた。
子どもの頃はサッカーでプロを目指しとったノノ。あの頃はキラキラしてて、夢しか見てへんかった。けど今、彼が暮らしてたんは、段ボールに囲まれた路上。
誠ちゃんの「先生やで、野々村光、見つけたで」ってセリフに、もう胸がギュッとなったわ…。
ノノは再会を素直に喜ぶこともなく、ずっと背中を向けてる。そらそうや、夢を諦めた過去、誰にも言えへん傷…それが彼の中で20年も重なってしもたんやからな。
「捨てたんちゃう、諦めたんや」ノノの叫び
「オレが夢を捨てたんやない、勝手に離れていったんや」――ノノのこのセリフ、リアルすぎて苦しくなった。誰にでもあるやん?本当は叶えたかったのに、環境とか運とか、いろんな“自分ではどうにもならんモノ”のせいで、夢が手のひらからすり抜けていくあの感じ。
その痛みを背負ったまま、誰にも言えへんまま、ひっそり生きてたノノに、誠ちゃんは――どこまでも真っ直ぐに、あったかく語りかける。
「光は、オレの誇りや。あのときも、今もや」
泣いた。
ノノの目からポロポロ涙がこぼれた瞬間、画面越しのこっちも同じように涙止まらへんかった。もう、誠ちゃんの“信じる力”ってほんまヤバいわ。
氷室海斗の目的と、忍び寄る“計画”
さて…感動で泣いたあとは、一気に空気が変わるで。
教え子・渋谷勇気が転落死した現場に現れた謎の青年・氷室海斗(宮世琉弥)。彼は何かを確認するように現場を見つめ、渋谷のスマホと社員証を静かに拾い上げたんや。
この時点でゾッとしたよな?「あ、コイツ動いてる」って。
氷室はどうやら、渋谷の死も“想定内”やったっぽい。
しかもその後、赤山の名前を聞いた瞬間に「計画の邪魔や」とピシャリ。
…“計画”? 何それ、こわ。
まだ全貌は見えてへんけど、氷室が動いてる背景には、明らかにただの復讐とかやない“何か大きな力”がある気がしてならん。
政治記者・西郡の動きがカギになるか?
この第2話で、密かに存在感を放ってたんが報道記者・西郡十和子(板谷由夏)。彼女、赤山のことを追ってるんやけど、それがただの人情話やなくて、「赤山の元教え子たちに何が起きているのか」を明確に調べてる感じやった。
その調査内容が、“政治”にまで及びそうなんよな。
渋谷が働いてた企業とか、氷室の背後におる連中とか、どこかで繋がってるんちゃうか?と思わされた。
ちょっとこのドラマ、ただの“元教師の再起”やなくて、もっと深い闇――社会の裏側に斬り込んでいく展開、ありえるぞ。
今後の考察:黒幕は誰や?
第2話の時点では、氷室はあくまで“使い走り”っぽい印象。
彼の後ろには、もっと大きな組織か人物がおるやろうな。
● 渋谷の死は本当に事故か?
● 氷室に指示を出してるのは誰?
● 教え子たちの現在は偶然バラバラになったんやなく、意図的に“壊された”?
…そんな不穏な予感ばっかりや。
でも、そんな中で誠ちゃんだけが、まっすぐ“心”でぶつかっていく。
せやから、こっちはもう泣きながら応援するしかないんよ。
“あの教室”をもう一度取り戻すために――
でも、正直なところ、オレはこの構成好きやねんな!
一話完結のようで、背後に大きな陰謀が渦巻いてるっていう構成。
毎回少しずつ真相に近付くっていうやつな、毎週の楽しみができた。
ほな、ここで記事は完結や!
次回予告も不穏やったし、第3話では氷室と誠ちゃんが直接ぶつかる展開あるかもやな。
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