ベリルの”余裕”がカッコよすぎる
第3話、「片田舎のおっさん、猛攻を凌ぐ」。
この回、正直に言う。
ベリルがカッコよすぎて直視できんかった。
いや、見たんやけども。
いや、もうな、
最初から最後まで、圧倒的な”余裕”。
余裕の暴力。
困ってる風で実際余裕。
貫禄が画面からにじみ出てんねん。
相手は誰やったかって?
元弟子にして、最高ランク冒険者のスレナ・リサンデラやで。
ふつう、そんな若くて才能あふれるエリートと立ち合いするってなったら、
ちょっとは構えるやろ?
ちゃうねん。ベリルは違うねん。
剣を握るその姿勢も、
動き出すタイミングも、
一切ブレへん。
どんなに攻め込まれても、
ただ静かに受け止める。
剣聖って、こういうもんなんやなって。
技術とか筋力とかやなくて、
“精神の強さ”と”場数の格”で勝っとる。
そんなの、カッコいいに決まってるやろ!!
何も言わない”背中”で語る男
特に痺れたのが、
**「無理に勝ちにいかない」**ってところ。
スレナが全力で仕掛けてくる中、
ベリルは無理に攻めず、流し、受け、いなして、
淡々と”間合い”を制してた。
「お前の力は十分わかってる」
「焦らんでええ」
「お前はもう立派や」
そう言ってるみたいやった。
口に出して褒めるでもなく、
戦いの中で、
“信頼”を伝えてる。
剣の腕だけやない。
この人間力、器のデカさ。
これこそが、
おっさん剣聖・ベリルの本質やと思った。
若い頃にはわからんかった”カッコよさ”が、
いまになって、
グサグサ心に刺さるねん……!
戦わない強さに、震える
さらに、戦い終わったあともクールすぎた。
スレナが色々と想いをぶつけても、
ベリルはただ一言、
「お前は立派に育った」
みたいなニュアンスだけ残して、
あっさりしてる。
そこで泣いたり、ベタベタ感動の抱擁とか、
そんな展開、当然ない。
そんなんせんでも、
ちゃんと絆が伝わる。
むしろ、あっさりしてるからこそ、
重みがある。
これがな……
これが”本物の師弟関係”ってやつなんよ。
技術も、心も、
全部受け止めたうえで、
あえて余計な言葉を足さない。
これできるおっさん、
この世にどれだけおるんや。
いや、マジで惚れるわ。
ベリルさん、推せる。
いや、もう推すとかじゃない、
尊敬。
スレナ目線で見ると、さらにヤバい
ここで一歩引いて、スレナ視点でも考えてみたんよ。
ベリルの元弟子で、今や最高ランク冒険者になったスレナ。
そんな彼女からしたら、ベリルって──
- 自分を育ててくれた師匠
- 昔からとんでもない強さを持ってた人
- けど、それを鼻にかけることなく、当たり前のように背中で示し続けてきた人
やったわけや。
久々に立ち合って、スレナも絶対思ったはずやねん。
「この人、やっぱり”本物”や……」って。
自分が成長して一人前になったと思ってた。
でも、目の前の師匠は、
その何倍もデカい存在になって、静かにそこに立っとる。
そりゃ、スレナも万感の思いになるわ。
誇りとか、悔しさとか、憧れとか、いろんな感情がない交ぜになって、
それでも「この人にはまだ勝てない」って、
心の底から認めてもうたはずや。
そしてそんな弟子の感情を全部受け止めた上で、
「お前は立派になった」
って一言で終わらせるベリル。
……オタク、泣いてまうやろこんなん!!!
ベリルのかっこよさは、”器”のデカさや
ここまで見て思った。
ベリルのかっこよさって、
剣の技術でも、強さの数字でもない。
器のデカさやねん。
- 若い才能を素直に認められる大人
- 誰よりも強いのに、それをひけらかさない男
- 過去にしがみつかず、今を大事に生きる男
こんな人間、そらカッコええに決まってる。
そして、
これを演出なしで自然にやってのけるのが、
“片田舎のおっさん”ベリルなんよな。
ただ強いだけやない。
生き方そのものが剣聖。
この第3話、オタクの魂にド直球ストレートで突き刺さったわ
まとめ:ベリルは剣聖やなくて、人生聖や
第3話、ただの戦闘回やと思ったら大間違いやった。
これは、
“生き様”を見せつける回やった。
剣の腕も確かやけど、
ベリルの本当の強さは、
- 動じない心
- 人を信じる優しさ
- 自分に驕らない謙虚さ
ここに詰まってる。
ただ強いだけじゃない。
人として、
めちゃくちゃカッコええ。
これがな、
片田舎にひっそり隠れてたって設定もまた熱いんよな。
こんな超人を放っとく世界、どうかしてるで。
けど逆に、
田舎でのんびり暮らしてるからこそ、
この深みが生まれたんやろなとも思う。
第3話でベリルに沼ったオタク、
正直、俺だけやないはずや。
これからも、
静かに燃えるこの剣聖の生き様、
ガッツリ見届けるしかないやろ!!!
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