『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』第3話、正直なところ「展開雑やな〜」と思いながらも、2話の石膏事件よりは見やすかった。テンポは悪くないし、茜の動きにちょっと見応え出てきた感じもある。でもな…やっぱり細かいところがツッコミどころ満載で、集中しきれんねん。
清爛統一の中止、その理由がまた雑やねん
今回の事件は、セイラン学園で定期的に行われてる
「清爛統一」っていう超重要テストが中止になるってとこからスタート。
スクールカーストにも関わるくらい重みのあるイベントらしいけど、
急に「情報漏洩で中止」て、説明のされ方がフワフワすぎん?
その裏を探るために茜はなんと校長室に盗聴器を設置。
ええ、いまどきの学園ドラマでそんなアナログなスパイ行為?
校長室ですら、簡単に盗聴器仕掛けられて
他の先生に好き放題椅子に座られる環境。
情報漏洩するやろ!
もうちょい警戒心持とうや。
スマホ、盗られても気づかん?それは無理あるわ
スマホの扱いも雑やで。
スマホ依存レベルの女子高生が、
机にスマホ置きっぱで教室出ていく…?
作中ずっとスマホ触ってるんよ?
しかもそのスマホ、茜に持ってかれてメールまで打たれてるのに、
戻ってきて「スマホなくしてたの!」て軽すぎる反応。
いやいやいや、普通そこパニックなるやろ。
盗まれてメール送られて…
それに気づかんって、どんだけ鈍感設定なん?
携帯なくしたらパニックやろ!
アナグラム?いやいや、日本語のローマ字やった
さらに今回出てきた“謎解き要素”も、また一癖あって。
アナグラムって言うから英語の文字シャッフルかと思いきや、
出てきたのはローマ字で書かれた日本語。
そんな器用なことする犯人、どこにおるねん。
他にもクロスワード仕立てで仕込んでるのもよくわからん、
「あえてそこをクロスワードにした意味?」ってなる構成。
無理にミステリ要素ねじ込まんでもええやん…。
茜は確かに頭キレるけど、リアリティ置いてきぼり
茜の行動力はすごい。
江藤をうまく誘導して、教師の裏の顔や学園の構造にまで踏み込んでいくあたり、主人公っぽさは出てきた。
でも、それを支える世界観がガタガタすぎて、
「そんな簡単にいく?」って気になってまうんよなぁ。
SNSでは「雑だけどクセになる」って声も
X(旧Twitter)見てると、「展開はガバガバやけどクセになってきた」って声もちらほら。特に茜のキャラ造形は評価されてる感じで、「犯人やろ感出しすぎやけどそこがいい」っていう意見もあった。
あと、江藤のちょっと残念系イケメン感が「癖になる」ってファンもおったわ。
ま、茜役の五百城茉央ちゃんがかわいいから見る。
総評:2話よりはマシ。でも、雑さは健在や
全体としては、前回の「石膏事件」よりはずっと見やすくなってたし、キャラの関係性も少しずつ整理されてきた。せやけど、やっぱり展開の雑さと設定のガバさが気になってしゃーない。
この作品、ミステリとして見たらキツい。でも、クセのあるキャラとぶっ飛び設定を楽しむ“ツッコミ前提のドラマ”としてなら、だんだんクセになってくる可能性は…あるかも?
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