心に残る映画レビュー|邦画・洋画・原作作品も紹介– 映画の余韻を語る感想・考察・キャラ語りを通して、“物語に触れる体験”を届けます。 –
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『海がきこえる』をもう一度──ジブリ青春映画の考察と「アイがあるから」の続編世界
『海がきこえる』とは?ジブリが描いた“静かな青春映画” 「ジブリ」と聞いて、あの圧倒的なファンタジー世界を思い浮かべる人も多いやろう。けど、この『海がきこえる』はちゃうねん。これは、ドラゴンも、魔法も、空飛ぶ島も出てこない。けど──胸がぎゅっ... -
ジュラシックパーク旧3部作まとめ|順番・評価・監督・主人公が丸わかり
ジュラシックパークってどんな映画?──恐竜映画の原点がここにある 1993年に公開された映画『ジュラシック・パーク』は、映画史に革命を起こしたと言っても過言じゃない。「もしも現代に恐竜が蘇ったら?」という夢と恐怖を、最先端のCG技術とリアルなVFX... -
『惡の華』はなぜこんなに「気持ち悪い」のか。
実写版とアニメ版で全然違う“狂気”の質を比較考察 『惡の華』って、マジで何度見ても「気持ち悪い」って感想にたどり着く。しかもこの“気持ち悪さ”が、アニメと実写でまったく質が違うのが面白い。 今回はその違いを「気持ち悪さ」の視点からぶった切り、... -
【考察】2回目に観る『ファイト・クラブ』がヤバすぎる理由──伏線と演出に注目!
ネタバレ後に『ファイト・クラブ』を観ると世界が変わる 『ファイト・クラブ』を初めて観たとき、「えっ、タイラーって主人公やったん!?」って、衝撃を受けた人は多いはず。 でも本当のヤバさは──ネタバレを知った2回目以降にこそある。 「実はあのとき... -
【考察】『ファイト・クラブ』─殴り合いの先に見えた自由とは?ネタばれ有
久々に観た『ファイト・クラブ』が、思った以上にヤバかった ふとしたタイミングで、Amazonプライムに『ファイト・クラブ』があるのを見つけた。昔観たときの衝撃は覚えてたけど、正直、今見たらどうなんやろ?と思いながら再生ボタンを押した。 ゆうて25... -
『すばらしき世界』—— その怒りは、世界の優しさを信じてるから
元殺人犯、社会の片隅で生き直そうとする“正しすぎる男” 『すばらしき世界』。タイトルはキレイやけど、内容はなかなかに骨太で、しんどさもある。けど観終わったあと、「人間って、やっぱええな」って思わせてくれる、不思議な作品やったわ。 主人公・三... -
ハイキュー!!映画「ゴミ捨て場の決戦」感想|音駒高校との激闘
どんな映画やったか? 『ハイキュー!!』の映画「ゴミ捨て場の決戦」は、ただのスポーツ映画って感じやなくて、キャラクターの成長や絆がしっかり描かれてた作品やな。 アニメの4期の続きやから、ぜひアニメから見てほしい作品やけどな。これだけ見てもキャ... -
『PERFECT DAYS』役所広司が魅せた、静かすぎる奇跡
何も起こらんようで、すべてが起こってる映画 『PERFECT DAYS』――この映画を一言で言うなら、「心の奥底を静かに揺らす90分」や。主人公・平山(役所広司)は、東京・渋谷の公衆トイレ清掃員。毎朝、同じ時間に起きて、歯を磨き、植物に水をやり、同じ音楽...