世界滅亡の儀式と、雨原玲奈と、雨の音。
2025年秋に発売予定のインディーゲーム『Rain98』。
このゲーム、いまのうちに言っとく。オタクの心を破壊しにくるやつです。
舞台は1990年代後半の東京・渋谷。
少しチープで、湿っぽくて、でもどこか懐かしい“記憶の中の東京”。
そんな空間に放り込まれて、
謎の少女と「世界滅亡の儀式」を進める──。
それだけで「ハイ来た!!!」ってなる人、正直多いやろ?
■ プラットフォームと発売予定日
開発は、2025年4月に東京・渋谷で設立された新進レーベル「C#4R4CT3R(キャラクター)」。
なんとこの『Rain98』がデビュー作。
リリース予定は2025年秋(第3四半期)。
対応プラットフォームはまずPC(Steam)が確定済み。
将来的には家庭用コンソール版のリリースも検討中とのこと。
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■ “性癖ド直撃”のストーリーが始まる
物語は、渋谷の端っこにあるボロアパートから始まる。
プレイヤーは、そこで**雨原玲奈(CV:土屋李央)**と共同生活を送ることに。
でも、ただ暮らすだけじゃない。
玲奈と共に進めるのは──“世界滅亡の儀式”。
このワード、刺さる人にはブッ刺さるやろ?
ただの同棲ゲーじゃない。滅びが前提のロマンスADV。はい、優勝。
■ ゲーム性は“しみこむ系”ADV
本作はアドベンチャー形式で、選択肢によってエンディングが変化するマルチエンディングタイプ。
玲奈の機嫌をうかがいながら、
ごはんを用意して、ちょっと会話して、
時にはクレーンゲームやトランプ(大富豪)で時間を潰す──。
この**“なんでもない日々”にじわじわ忍び寄る不穏さ**が、たまらん。
ゲームとしての難しさはない。
でも感情の揺さぶりはハンパない。
静かなホラーや、じっとり系の孤独感が好きな人にはド直球。
■ 世界観がやばい。やばすぎる。
Rain98の凄みは、とにかく空気の作り方が異常ってこと。
Lo-FiなBGM、エアコンのモーター音、公衆電話のベル、雨音。
これらがプレイヤーの“記憶”にある風景を叩き起こしてくる。
SNSではすでに、
「渋谷の退廃感が刺さりすぎてヤバい」
「この空気感、セカチューよりグッとくる」
「タイトルだけでも泣ける」
など、早くも**“感情で好きになるゲーム”**として話題。
玲奈も、ヤンデレでもメンヘラでもない、「壊れかけの普通の子」。
その微妙なリアルさが、逆に怖い。でもクセになる。
まさに「わかる人だけ分かればいい」作品。

■ インディーだからこそ出せた“この匂い”
C#4R4CT3Rというレーベル、マジで注目。
初作にしてこの完成度、完全に逸材やろ。
グラフィックもUIもセンス塊で、
画面のどこを切り取ってもポスターにしたくなる。
たぶんこのゲーム、やった人の心にしっとり貼りつくと思う。
あとから何度も思い返す系。忘れようとしても、雨音が残るタイプ。
■ まとめ:静かな雨が降るように、感情が壊されていく
『Rain98』は、激しい展開もバトルもない。
けど、**“何もない日常の中に潜む終わり”**を、これ以上ないほど美しく描いてる。
派手さはなくても、プレイ後に心に残るゲーム。
誰かと語り合うより、自分の感情に沈んでいくための作品。
2025年秋、渋谷の片隅で。
雨音と少女と、世界の終わりを、あなたの手で。
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