【失踪人捜査班】第4話考察|展開早すぎ問題?それでもキャストが好きやから見届けたい


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「ここで出てくるんかい」恵子登場のタイミングに戸惑う

第4話、内容としてはかなり濃かった。
江藤唯の急死、一ノ瀬の失踪、そしてついに恵子との再会……と、怒涛の展開ラッシュ。

けど正直、恵子とここで再会するとは思ってなかった。
「まだ中盤やろ?」って声に、思わず首を縦に振ってもうた視聴者も多いやろう。

そもそもこのチームの存在理由って「失踪人を探す」ことやのに、
最終目標である恵子にもう会ってもうたら、じゃあこのチームはこれから何を軸に動くん?ってなるやん。

捜査の過程でチームの絆が見えてきた矢先に、ゴールが見えてしまった気がして、
なんかもったいないなって思ってしまった。


黒バン回収、高橋克実の裏の顔…もうクライマックスですか?

黒いバン=警察絡み、
奥澤(高橋克実)=絶対なんかある。

これは多くの視聴者が予想してた部分やと思う。
それをここでドンと明かしてもうたことで、「え、もう最終回?」ってテンションに。

もちろんテンポがいいのは大事やけど、
伏線って回収の“タイミング”が一番大事やと思うんよ。

じわじわジリジリ攻めてくれる方がゾクゾクしたのに、
ここまで一気に広げられると、逆に「その先どうすんの?」感がすごい。

ラストに向けて、警察と政治家との癒着が明かされて、
邪魔が入って、真実を暴いて終わり、っていう流れが見えすぎてしまう。

もう少し“分からせてくれへん余白”が欲しかった。


それでも見届けたい、キャストへの信頼

文句ばっか言うてるように見えるかもしれんけど、
実際、キャスト陣はほんまにいい仕事してる。

間宮(武田玲奈)の尾行シーンのキレとか、
仲根(片桐仁)の妙にリアルな立ち回り、
羽鳥(光石研)の貫禄とか、見てて楽しいし、応援したくなる。

だからこそ、「脚本もうちょい練ってくれ…!」って気持ちが強い。

たぶん今のこのモヤモヤも、
次回以降でひっくり返してくれたら「うおお!」ってなるはずやし、
信じて見続けたい気持ちはある。

キャストと演出に期待して、
もう一段ギア上げてくれることを願ってる。

恵子、もう出てきたんかい!

まさかの合流に「早すぎやろ」の声

正直、第4話は驚いたというより、
「え、ここで恵子出てくるん?」って脱力感の方が強かった。

これまで失踪人捜査班が時間かけて調査し、
断片的に情報をつなげて、ようやく核心に迫ろうかというときに、
もう“本丸”である恵子と接触完了。いや早すぎやろ。

捜索班というチームの存在理由って、「行方不明者の行方を追うこと」やのに、
恵子にもう繋がってしもたら、その看板、どないすんねんと。

物語のエンジン部分がごっそり抜けた感じがして、
「それ以降、何を軸に走らせるんや?」とこっちが心配になった。

もちろんテンポ感ある展開が悪いってわけじゃない。

ただ、せっかく毎回チームが調査しながら進める構成が面白かったのに、
それを急に「恵子が全部知ってる」にしてまうのは、
ちょっと雑に感じてもうた。


黒バンの正体&高橋克実の闇もあっさり…

この先どうなる?

さらに黒いバンの正体や、奥澤(高橋克実)の裏の顔もあっさり明かされたけど、
これも「やっぱりな…」って感想が先に立ってしまった。

視聴者としては予想できた部分やし、
そこをあえてもっと深掘りして裏切ってくれる展開を期待してたんよ。

でもここでそれを出してしまったら、
「もうラスボス見えたな」「あとはどうやって捕まえるかやな」
みたいな冷めた見方になってしまう。

たとえば、恵子が実は“さらなる闇”の鍵を握っていて、
今回の合流すら罠やったとか、

もしくは一度合流したけど再び拉致されて…みたいな波乱がもう1回あれば、
まだ引っ張れるんやけど。

このままやと、

政治家と警察の癒着を暴く
→ 内部告発
→ 正義が勝つ

っていう、よくある社会派ドラマの展開に収まりそうで、
ちょっと物足りない気がしてる。


それでも好きやから見届けたい。

キャストの熱量が支えや

…とかなんとか言うてるけど、
それでも観てしまうのは、やっぱりキャスト陣が魅力的すぎるからやねん。

間宮(武田玲奈)の気配消した尾行シーン、
仲根(片桐仁)のズレてるけど憎めないキャラづくり、
羽鳥(光石研)の渋さと深み。

どのキャラも一人ひとりがちゃんと生きてて、そこに説得力がある。

あと、捜索班が一枚岩になりつつある雰囲気も好きやねん。

チームとしてのケミストリーがどんどん良くなってるからこそ、
シナリオにはもう一段階のひねりが欲しかった。

それに、泉里香演じる恵子も、出てきた瞬間から
「ただのか弱い妻」では終わらなさそうな気配がある。

もしここから裏切り要素とか、
実は裏でも動いてたって展開があるなら、一気に評価も変わる。

そういう“次の波”を信じたい気持ちは、まだある。


モヤるけど、まだ信じてる。

最終回までにもう一度驚かせてくれ

第4話の印象を一言で言えば、
「大事な伏線、もったいなく使いすぎやで…」

やけど、それでもこの作品の芯には“信じたい熱量”がある。

脚本的には若干ガタつきが見えつつも、
演技とキャラが支えてる。

だからこそ、次回以降でひと波乱あってくれたら嬉しいし、
ちゃんと唸らせてくれる展開がまだ残ってると期待したい。

「うわ、見てよかった!」って言えるエンディングのために、
まだ目は離さんとこうと思う。

おしまる✕
オタク脳で世界を見てる中の人。
考察、推しかつ、テレビの茶々入れが日課。
ゆるく楽しんでもらえたらそれで十分。
気が向いたら、他の記事も読んでってな。
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