この本を盗む者は 映画評価|賛否が分かれる理由と観る価値を正直解説

この本を盗む者は 映画評価|賛否が分かれる理由と観る価値を正直解説

Q. 映画『この本を盗む者は』の評価は高い?
A. 賛否あり。
世界観や映像に刺さった人がいる一方、
「分かりにくい」「テンポが早い」という声も多い。

Q. 原作を知らなくても楽しめる?
A. 可能。
ただし説明重視の人より、
雰囲気に身を委ねられる人向け。

「評価が分かれる映画」
それが、映画『この本を盗む者は』を一言で表すなら、いちばん近い。

映像は美しい。
世界観も独特。
でも、分かりやすさを最優先にした映画ではない。

公開直後からSNSやレビューサイトでは、
「刺さった」「泣いた」という声と同時に、
「難しい」「置いていかれた」という感想も並んでいる。

ウチは原作を知ったうえで、この映画を観た。
だからこそ言えるのは、
これは合う・合わないがはっきり分かれるタイプの作品やということ。

この記事では、
映画『この本を盗む者は』の評価について、

・どこが高く評価されているのか
・なぜ微妙・分かりにくいと言われるのか
・原作を知っている目線でどう感じたか

その全部を、正直にまとめてく。

「観るか迷ってる人」
「観たあとでモヤっとしてる人」

どっちにも判断材料になるように、
ここから先は、丁寧に話していくで。

目次

映画『この本を盗む者は』とは?あらすじ・キャスト・原作情報【評価前に知っておきたい基礎】

映画『この本を盗む者は』とは?あらすじ・キャスト・原作情報【評価前に知っておきたい基礎】

映画『この本を盗む者は』のあらすじ(ネタバレなし)

舞台は、書物の街・読長町(よむながまち)。
高校生の御倉深冬(みくら みふゆ)は、巨大な書庫「御倉館(みくらかん)」を代々管理する家に生まれたのに、当の本人は大の本嫌い

ところがある日、御倉館の本が盗まれたことで、町が突然“物語の世界”に飲み込まれてしまう。
それは本にかけられた呪い――**“ブック・カース”**だった。

深冬は、不思議な少女**真白(ましろ)**とともに本泥棒を追い、呪いを解くため“本の世界”を巡る旅に出る。

主人公は、
本にまつわる過去を背負って生きる少女。
彼女は次々と“本の世界”に引きずり込まれていく。

それぞれの本には、
それぞれのルールがあり、
それぞれの物語がある。

この映画は、
本の中を旅するファンタジーでありながら、
「物語に飲み込まれる感覚」そのものを描いた作品でもある。

派手な説明は少ない。
その分、
映像と雰囲気で物語を感じ取るタイプの映画や。


スタッフ・キャスト情報とアニメ映画としての注目点

本作は、
劇場アニメーション作品として制作されている。

アニメならではの強みは、
✔ 本ごとに変わる世界観
✔ 雰囲気や色味の切り替え
✔ 現実と物語の境目が曖昧になる演出

このあたりが、
かなり分かりやすく映像に落とし込まれている点。

声の芝居も含めて、
キャラクターの感情は「説明」ではなく
空気感で伝えてくる演出が多い。

だからこそ、
ハマる人には一気に没入できるし、
合わない人には少し取っつきにくく感じる。

この“クセ”は、
後半の評価にも直結してくるポイントやな。


原作『この本を盗む者は』の基本情報と作品の特徴

原作は、
深緑野分による小説『この本を盗む者は』。

本好きのあいだでは、
✔ 本への愛情
✔ 物語構造の巧みさ
✔ 静かな余韻

このあたりが評価されている作品や。

原作は、
映画よりもじっくり読ませるタイプで、
世界観や心情描写を丁寧に積み重ねていく。

映画版は、
その空気感を残しつつ、
テンポをかなり速めた構成になっている。

その違いが、
「評価が分かれる理由」にもつながっている。

原作を知っている人は、
「あ、ここは割り切ったな」と感じる部分もあるし、
未読の人は、
「説明が少ない」と感じるかもしれへん。

ここをどう受け取るかが、
この映画を楽しめるかどうかの分かれ目になる。

映画『この本を盗む者は』の評価は高い?低い?【評判・口コミ・賛否まとめ】


Filmarks・SNSの評価と初日の評判

公開直後の評価は、
「高評価一色」でも「酷評一色」でもない。

FilmarksやSNSを見ていると、
評価の傾向はかなり分かれている印象や。

ポジティブ寄りの声では、

・世界観が独特で引き込まれた
・本の世界に入っていく演出が面白い
・後半の余韻がよかった

といった感想が多い。

一方で、

・情報量が多くてついていけなかった
・展開が早くて消化不良
・もう少し丁寧に描いてほしかった

という声も、同じくらい見かける。

初日段階では、
評価が割れるタイプの映画という印象がかなり強い。


評価が分かれる理由|賛否両論と言われるポイント

評価が割れる一番の理由は、
映画のつくりそのものにある。

この作品は、

・説明を最小限に抑える
・映像と雰囲気で語る
・テンポを落とさない

という構成を取っている。

そのため、

✔ 世界観に身を委ねられる人
には刺さる一方で、

✔ 物語を整理しながら観たい人
✔ 情報を一つずつ理解したい人

には、
「分かりにくい」「早すぎる」と感じられやすい。

SNSでも、
**内容の是非より“体験の合う・合わない”**で
評価が分かれている印象やな。


原作を知っている人・知らない人で評価はどう違う?

原作を知っている人と、
映画が初見の人でも、感じ方に違いがある。

・映画はかなりテンポ重視
・削られている部分は多い
・でも空気感は残っている

といった声が多い。

一方、原作未読の人は、

・説明が少なく感じる
・関係性が分かりにくい
・世界観は魅力的

という評価になりやすい。

ただ、
原作を知らない=楽しめない
というわけではなく、

「雰囲気を楽しめるかどうか」
が評価の分かれ目になっているように見える。

良かったという感想・レビューが多い理由【刺さる・泣けると言われる評価】

良かったという感想・レビューが多い理由【刺さる・泣けると言われる評価】

本の世界に没入する映像表現と世界観

この映画で、
まず評価されているのが世界観の作り込み

「本の中に入る」という設定を、
アニメーションならではの表現で描いていて、

・色味
・背景
・空気感

が、本ごとにガラッと変わる。

説明が少なくても、
見ているうちに“今どんな世界にいるか”が分かるのは、
映像の力が大きい。

SNSでも、

・世界観が好き
・映像に引き込まれた
・雰囲気が良い

という声はかなり多い。

物語を「理解する」より、
その世界に浸るタイプの人ほど評価が高い印象やな。


後半で感情を持っていかれる展開と余韻

序盤〜中盤は、
正直「情報が多い」「展開が早い」と感じる人も多い。

でも、
評価がグッと上がるのは後半

・点で散らばっていた要素が
・静かに一つにまとまっていく

この流れに、
「気づいたら泣いてた」
「最後で評価が変わった」
という感想が集まっている。

大きな感動シーンがあるというより、
感情がじわっと染みてくるタイプ

この“余韻の残り方”が、
刺さる人にはかなり強く残る。


原作の空気感を壊さない映像化だったという声

原作を知っている人からも、
ポジティブな声は多い。

・展開は早いけど、空気感は残っている
・テーマの芯はブレていない
・映像化として割り切りがうまい

という評価が目立つ。

原作の細かな描写や積み重ねは、
どうしても削られている。

それでも、

「原作の世界を壊した」
「雑にまとめた」

と感じる人は、
意外と少ない。

原作勢からも
「これはこれでアリ」
と言われているのは、
映像化としてはかなり健闘している証拠やと思う。


この映画が「良かった」と言われる理由は、
派手さや分かりやすさやない。

雰囲気に身を預けられるかどうか。

そこがハマった人には、
映像も、余韻も、
ちゃんと心に残る映画になってる。

逆に、
物語を一つずつ整理しながら観たい人には、
この良さが伝わりにくいかもしれへん。

だからこそ、
評価が割れる。

でも、
刺さる人には、
かなり深く刺さる。

分かりにくい?難しい?微妙?と言われる理由【合わない人・つまらないと感じる声】


情報量が多く、序盤で置いていかれる理由

ネガティブな感想で、
一番多いのがこの声。

「情報量が多い」
「最初についていけなかった」

この映画は、
世界観や設定を説明で整理しない

・人物関係
・町のルール
・本の世界の仕組み

これらを、
会話やナレーションで丁寧に説明する場面は少ない。

その結果、

✔ 最初から集中できた人
✔ 雰囲気を掴むのが得意な人

には問題ない一方で、

✔ ゆっくり理解したい人
✔ 初見で全部把握したい人

には、
「分かりにくい」「難しい」と感じられやすい。

これは内容の良し悪しというより、
映画の設計そのものの問題やな。


テンポが早く「ダイジェスト感」を感じる人も

もう一つ多いのが、
テンポの早さに対する不満。

上映時間が比較的短く、
エピソードの切り替えも早い。

そのため、

・感情が乗る前に次の展開へ進む
・関係性を深掘りする前に話が進む

と感じる人もいる。

SNSでも、

「もう少し丁寧に描いてほしかった」
「連続ドラマで見たかった」

といった声が見られる。

逆に言えば、
テンポの良さを評価する人もいるが、
余韻をじっくり味わいたい人には物足りない
と感じられやすい部分や。


この映画が合わないかもしれない人の特徴

ここまでを踏まえると、
この映画が合わない可能性が高い人は、だいたい決まってくる。

・説明が多い映画が好き
・一度で全て理解したい
・キャラクターの心情を丁寧に追いたい
・テンポがゆっくりな物語を求めている

こういうタイプの人は、
「つまらない」「微妙」
と感じる可能性がある。

逆に言えば、
この条件に当てはまらない人なら、
評価がガラッと変わる可能性も高い。

ウチの正直評価【映画として観る価値はある?】

ウチの正直評価【映画として観る価値はある?】

映画と原作のスピード感の違い

原作を知っている立場から正直に言うと、
映画版はかなりスピード重視や。

原作は、

・町の空気
・本にまつわる感情
・人物の心の揺れ

を、時間をかけて積み上げていく。

一方、映画は、

・物語を止めない
・説明を削る
・テンポを最優先する

その結果、
原作の「余白」や「間」は確実に減っている。

ここを
物足りないと感じる原作ファンがいるのも、
正直よく分かる。


削られた部分・変わった部分への率直な感想

原作を知っていると、
「あ、ここは割り切ったな」
と感じる場面は何度もある。

人物の関係性も、
感情の積み重ねも、
映画では最小限や。

でもその代わりに、
映画は一本の体験としてのまとまりを選んでいる。

原作をなぞることより、
「映画として成立させる」ことを
優先した作りやと感じた。

雑に端折った、というより、
意図的に削った印象に近い。


それでも映画として「観る価値はある」と思った理由【まとめ】

正直、
分かりやすい映画ではない。

情報量は多いし、
テンポも早い。
置いていかれる人がいるのも事実や。

それでもウチは、
観る価値はあると思った。

理由はシンプルで、
この映画でしか味わえない
**「本の世界に飲み込まれる感覚」**があるから。

理解する前に、
感情が動く瞬間がある。

それは、
原作を知っていても、
知らなくても、
ちゃんと体験できる。

この映画は、
誰にでも優しい作品やない。

でも、

・世界観に身を委ねられる人
・物語の余韻を大事にしたい人
・本や物語そのものが好きな人

こういう人には、
静かに、深く刺さる一本になる。

評価が割れるのは欠点やなく、
この作品の性格そのもの

そこを理解したうえで観るなら、
後悔する可能性は低いと思う。

YUNA
オタク脳で世界を見てる中の人。
考察、推しかつ、テレビの茶々入れが日課。
ゆるく楽しんでもらえたらそれで十分。
気が向いたら、他の記事も読んでってな。
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