Q. 静岡の秘境・接岨峡温泉「民宿なかむら」ってどんな宿?映えや温泉は期待できる?
→ A. 大井川鐵道の秘境駅「接岨峡温泉駅」から徒歩すぐの、レトロで情緒あふれる民宿です。美肌の湯として知られる天然温泉、吊り橋の映える絶景、手作りの田舎料理が魅力で、SL列車旅や女子一人旅にもぴったりな静けさが魅力の宿です。
静岡に、ひっそりと佇む“ほんまもんの秘湯”があるって知ってた?
接岨峡温泉(せっそきょうおんせん)――その名前だけでもう、ちょっと特別な感じするやろ。
ウチが今回おすすめするのは、その山奥にある小さな宿「民宿なかむら」。
秘境駅のひとつ、大井川鐵道・接岨峡温泉駅から徒歩すぐ。
聞き慣れへん駅名と、レトロなSL列車の旅にワクワクしながら向かうその道中から、もう“非日常”は始まってるんよ。
着いた先にあるのは、静かで、ぬくもりのある古民家と、
身体も心もほぐしてくれる“若返りの湯”って呼ばれる温泉。
窓の外には霧がかった吊り橋と山の稜線。…それ、まるで映画のワンシーンやで?
ウチ、鉄オタではないけど、大井川鐵道のレトロな情緒と温泉の相性には完全に沼った。
写真も撮りたなるし、ただぼーっとしたくもなる。
そんな両方が叶うのが、「民宿なかむら」なんよ。
今回はウチが**心から推したい“情緒ガチな秘湯宿”**の魅力を、体験目線でぎゅっとまとめてみたで。
接岨峡温泉ってどこ?静岡の山奥にある“映え秘湯”
「接岨峡温泉(せっそきょうおんせん)」って、たぶん初めて聞く人も多いと思うんよ。
それもそのはずで、ここは静岡の山奥・川根本町にある“知る人ぞ知る秘湯”なんや。
いちばんの特徴は、アクセスそのものが“旅”になってること。
ウチは今回、大井川鐵道っていうローカル鉄道に揺られて行ったんやけど、これがまたレトロで最高。
窓の外には川が流れて、山がせり出して、トンネルをいくつも越えて、
「え、どこ向かってるんウチ?」って思うくらい、ワクワクする秘境感。
そして着いた駅が、まさかの**“接岨峡温泉駅”**って名前。
…そんなん、もう宿のためだけにある駅やん。やばくない?
そこから徒歩で4分ほど、吊り橋を渡るような小道を抜けると、
ぽつんと現れるのが「民宿なかむら」なんよ。
その時点で、すでにスマホのカメラは起動してると思っててな。笑
ウチ的には、
- レトロ旅が好き
- 秘湯の静けさに浸りたい
- SNS映えもしっかり欲しい
この3つがそろった場所って、ここ以外そうそうないと思う。
「秘湯ってどこか遠い存在」やなくて、**“旅してたどり着くご褒美”**みたいな場所やで。
民宿なかむらってどんなとこ?「静」と「ぬくもり」に包まれる時間
「民宿なかむら」は、全8室のちいさな和風の宿。
言うたら“ただの古民家”かもしれんけど、ウチからしたら**“完璧なロケーションで息づく時間の止まった空間”**なんよ。
玄関をくぐった瞬間、木の香りと土壁のぬくもりがふわっと広がって、
「あ、今って何時やったっけ」って、時計見るのも忘れてまう。
部屋は畳にお布団、もちろんテレビもあるしWi-Fiも通ってるから、不便さはゼロ。
でも、それ以上に**“昭和の空気”みたいなもんが、ちゃんと残ってる**のがええねん。
カチッと鳴る時計の音とか、囲炉裏からふわっと香る薪の匂いとか──
そういうのが、もう心に効くんよ。
建物の裏には、吊り橋と山の稜線がすぐそこ。
天気がええ日は外で深呼吸したくなるし、雨の日は窓の外見てぼーっとするのが最高。
「ただいるだけで癒される」って、こういうことやねんな…って思ったわ。
ちなみに、写真撮ってもめちゃくちゃ映える。
部屋の障子越しに光が入る感じとか、囲炉裏の煙がふわっと揺れる瞬間とか。
**“エモい”ってこの宿のための言葉ちゃうん?**ってなるくらい。
正直ここ、SNSでバズってもおかしくないのに、全然混んでない。
それがまた、この宿の「特別感」やと思うんよ。
女子旅にも最高!貸切で楽しむ美肌の秘湯

ウチ、温泉にはうるさい方なんやけど、ここのお湯はほんまにええ。
なんせ**「若返りの湯」**って地元では呼ばれてるんやから…ちょっと期待してまうやろ?
泉質は「ナトリウム−炭酸水素塩泉」。
肌の角質をやさしく落としてくれて、入ったあとにすべすべ&つるん感が長持ちする系のお湯なんよ。
しかも無色透明でクセがないから、敏感肌でも安心できる感じ。
で、何が嬉しいってここ――お風呂が貸切制やねん。
一人で気ままに、カップルでまったり、友達としゃべりながら…
誰にも気兼ねせずに“自分だけの湯時間”を過ごせるのが最高すぎる。
露天ではないけど、窓から見える山の緑や霧の白さがほんまに静かで、すーっと心がほどける。
朝の澄んだ空気の中で入ると、目も頭もリセットされるし、
夜は静けさに包まれて、まるで山そのものに抱かれてるみたいな感覚になるんよ。
ウチは湯上がりのスキンケア、めっちゃ時短で済んだ。笑
ほんまに肌が整ってて、「これが秘湯の底力か」って思わされたわ。
正直、女子旅にも一人旅にも向いてるし、
「温泉ってちょっと苦手かも…」っていう人にもおすすめできるくらい、優しいお湯やねん。
手作りごはんと囲炉裏で、忘れられへん夜を
温泉でぽかぽかに温まったあと、何より楽しみなんが晩ごはんやんな。
「民宿なかむら」のごはんは、ウチが今まで泊まったどの宿よりも**“体に染みる”って感覚が強かった**んよ。
まず、食事は全部女将さんの手作り。
地元の山で採れた山菜とか、農家さんから届いたばっかりの新鮮な野菜とか、
どれも“自然のまんま”の味がするんや。
季節によっては、イノシシや鹿のジビエ料理が出ることもあるんやって。
これがまた、クセないんよ。囲炉裏でじっくり焼いたお肉って、こんなにやさしい味なん?ってびっくりしたくらい。
あとウチが感動したんは、味噌汁とごはん。
「え、そんな普通のとこ?」って思うやろ?
でも、ちゃんと出汁とってる味噌汁って、こんなにも癒されるんやって再確認した。
炊きたてのごはんと、あったかい汁物と、山の幸が並んだ夜ごはん。
これだけで、心が整ってくるんよね。
しかも食事処は、囲炉裏のある部屋やから雰囲気も抜群。
ほの暗い灯りに照らされたお膳を囲んでると、旅してることを実感できる瞬間が来る。
そして朝は、胃にやさしい和朝食。
目覚めの温泉からの、ほかほかごはん…って、もう完璧やん。
“鉄オタじゃないウチ”でも沼った大井川鐵道の魅力

ウチ、正直そこまで鉄道マニアってわけやないんよ。
けど…大井川鐵道に乗った瞬間、「あ、これハマるやつや」ってなった。
接岨峡温泉へ行くには、この大井川鐵道のSL(蒸気機関車)やアプト式列車を使って山奥まで入っていくんやけど、
この“旅の入り口”がもう特別感バチバチなんよ。
車内には木の座席、カタンカタンって響く音、車窓から見える深い緑と大井川の流れ。
途中で渡る吊り橋の下には霧がかかってて、まるで映画のロケ地に紛れ込んだ気分やった。
そして降りる駅が、あの「接岨峡温泉駅」。
無人駅やし、改札もなんもない。けどその“何もなさ”がええ。
駅から見える吊り橋と山々の風景、ほんまに息のむ美しさ。
写真撮る手、止まらへんかったもん。
しかも、鉄道好きな人にはたまらん“アプト式鉄道”っていう急勾配専用の仕組みもあるんやで!
(…ウチ、そこまで詳しくないけど、ギアみたいなん使って坂を登るレアなやつらしい)
つまりやな──
鉄オタやなくても、“旅情”に惹かれるタイプの人間にはガッツリ刺さる。
ちょっと昔の時代にタイムスリップしたような、**非日常の“のりもの体験”**って感じ。
しかも、温泉×鉄道って…良すぎん?
温泉入りながら「あのSLまた撮りたいな〜」って思ってまう自分に、「あ、ウチも沼ってるやん」ってツッコミ入れたわ。
こんな人にこそ行ってほしい!民宿なかむらの旅チェックリスト
「温泉は好きやけど、ただの観光地じゃ物足りん」
「SNS映えも欲しいけど、静けさとか癒しもちゃんと欲しい」
──そんな“感性強めなあなた”みたいな人に、民宿なかむらはピッタリなんよ。
以下、ひとつでも当てはまったら、行く価値あるで👇
✔️ 人が少ない静かな場所で、心からリラックスしたい
→ ガチの秘湯で、騒がしさゼロ。聞こえるのは鳥の声と川の音だけ。
✔️ 温泉に“美肌効果”を求めてる
→ 若返りの湯って言われる泉質は、女子旅でも一人旅でもスッピン仕上げ狙える!
✔️ 映える景色と、映えすぎない“素朴さ”の両方が欲しい
→ 吊り橋も、山の霧も、レトロな宿も、写真撮りたくなる空間だらけ。
✔️ “鉄道旅”の情緒にちょっと憧れがある
→ 大井川鐵道のSLや秘境駅、ハマるのわかる。ウチもそこから沼った。
✔️ 囲炉裏で食べる手作りごはんとか、大好物です
→ ジビエや山菜、炊き立てごはん。癒されんわけがない。
✔️ 誰にも教えたくない宿、こっそり持っておきたい
→ わかる。けど教えたい。この矛盾すら好きなる宿やねん。
「映え」だけちゃう、「癒し」だけでもない。
その両方がちょうどええバランスで叶う宿、それが民宿なかむら。
予約・アクセス・注意点まとめ(実用情報)

🛏️ 予約方法
「民宿なかむら」は、公式サイトや電話での予約が可能やで。
宿泊希望日の空き状況や詳細は、直接お問い合わせするのが確実やと思うわ。
- 電話番号:0547-59-2301
- 公式サイト:民宿なかむら 公式サイト
※予約は早めにするのがおすすめやで。特に紅葉シーズンや連休は人気やからな。
🚗 アクセス方法
電車でのアクセス:
- JR東海道本線「金谷駅」から大井川鐵道に乗り換え。
- 「接岨峡温泉駅」で下車。駅から宿までは徒歩約5分やで。
車でのアクセス:
- 新東名高速道路「島田金谷IC」から約1時間半。
- 宿には駐車場もあるから、車でも安心やで。
※道中は山道やから、運転には気をつけてな。
⚠️ 注意点
- 冬季は積雪の可能性があるから、スタッドレスタイヤやチェーンの準備を忘れずに。
- 携帯の電波が入りにくいエリアやから、事前に地図や連絡先を控えておくと安心やで。
- 現地での支払い方法は現金のみの場合があるから、事前に確認しておくとええで。
コメント